【更新履歴】
2025年11月29日
「稲葉稔　隠密船頭２　七人の刺客」
　第一章　再会
　第二章　近江屋
　第三章　七人の侍
　第四章　奉行の調べ
　第五章　化けの皮
　第六章　目撃
　第七章　昌平橋


2025年11月18日　「稲葉稔　隠密船頭１」
　第一章　呼び出し
　第二章　消えた男と女
　第三章　請け人
　第四章　目撃
　第五章　金打
　第六章　木枯らし
　第七章　襲撃



2025年11月10日
「稲葉稔　隠密船頭１」
　出立
　おらんだ大名
　緋牡丹フラムと白い梅
　黒い涙とキンゴウジャ
　天狗のコルベルト



2025年11月3日
「南原幹雄　江戸おんな時雨10　鹿子の手絡」

男を信じた女は、日ごろの生活を捨てて男を追う。男は自分の夢を追う。すれ違った生活は元には戻らない。



2025年11月2日
「南原幹雄　江戸おんな時雨９　待つ女」

好きな男と一緒になるために家庭から逃げたい女がいる。その夢が叶わなくなった時も女は男を諦められない。



2025年11月1日
「南原幹雄　江戸おんな時雨８　二番花」

結婚した後に昔の男を思い出す女は、夫の不貞の度に心が揺らぐ。もっと違った人生を送っていたはずだと思い決断をする女もいる。



2025年11月1日
「南原幹雄　江戸おんな時雨７　風の如く」

結婚後も主人とは違う男と逢瀬を重ねる女。体の相性が女の心を離さない。それは二人だけの秘密にしておく方がいい。



2025年10月30日
「南原幹雄　江戸おんな時雨６　夕霧坂」

生活をするために男を捨てる女がいる。目的を達成するために男を踏み台にする女がいる。そのために好きな男をあきらめる女は悲しい女だ。



2025年10月29日
「南原幹雄　江戸おんな時雨５　幸運を呼ぶ女」

《禍福はあざなえる縄のごとし》
幸せな時間は短く、女は次の幸せを捜し歩く。
ちょうど良い幸せはなかなか見つからない。




2025年10月24日
「南原幹雄　江戸おんな時雨４　菊五郎の女」

外で働くのが似合っている女には、内気な亭主に不満を持つ性がある。一方で好いた男のためには身を尽くす性がある。



2025年10月21日
「南原幹雄　江戸おんな時雨３　五月闇の匂い」

秋が爛熟する様は行くところまで行き着くと、その底に哀愁をたたえて峠を下り始める。そこから長い冬が始まる。



2025年10月20日
「南原幹雄　江戸おんな時雨２　夫婦簪」

人間には生きてゆくうえでいろいろなことがあるさ。自分のことを傷物なんて言っちゃいけないよ。



2025年10月19日
「南原幹雄　江戸おんな時雨１　春の雪」

女が一人で生きてゆくのは簡単ではない。
女をもてあそぶ男も、女を養えない男もいる。
そんな男を好きになる女はまた一つ苦労を重ねる。